RAID1+0(RAID10) と RAID0+1(RAID01)の説明と両者の違い
おさらい
まずはRAID1+0, RAID0+1のおさらいです。
RAID 0とRAID 1を組み合わせてパフォーマンスと安全性を同時に向上させます。仮に、どれか一台のディスクが故障しても、データは問題無く読み出せます。これにより、データの安全性はとても高くなり、しかも、RAID 0の高速性も兼ね備えます。 RAID 1+0(0+1)は、4台以上のディスクがあれば実現できます。(最大ディスク数は、RAIDコントローラによって変わってきます。)だた、4台のディスクを使用しても、実際の容量は半分の2台分になってしまいます。 RAID 1+0は、データ消失が許されず、かつ、パフォーマンスもある程度必要なシステムなどに使われています。RAID 1+0とRAID 0+1の違いは、パフォーマンスは理論上それほど差がつかないはずです。ただし、耐障害性の面では理論上RAID 1+0はRAID 0+1よりも高くなります。