自宅マシンをFreeBSD-6.1+KDEにしてみた

自宅マシン(Dimension4400 Pentium4-1.6GHz memory256MB)にFreeBSD-6.1+KDEをインストールしてみましたので、その際の備忘録です。

FreeBSDインストール

1. ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/i386/ISO-IMAGES/6.1 にアクセス
2. 下記ファイルをダウンロード。
   6.1-RELEASE-i386-disc1.iso
   6.1-RELEASE-i386-disc2.iso
3. isoイメージからCDへ焼き焼き
4. CDからBoot(必要に応じてBIOS設定変更)
5. [ 1. Boot FreeBSD [default] ] を選択(10秒で自動的にも始まる)
6. 国 - [japan] を選択
7. キーボード - [japanese 106] を選択
8. sysinstall - [custom] 選択
9. スライス作成 - [ 3. partition ]
10. マシンのディスク構成に合わせて設定してください。
11. ブートマネージャの選択。
  Winとのデュアルブートか否かOS構成に合わせて選択して下さい。
  私の場合はBSD専用マシンにしたためブートマネージャなしです。
12. パーティション作成 - [ 4.label ]
  DBやlogなどの格納場所である/varは多めにすると良いと思います。
  サイズピッタリに切ろうとするとエラーになると思います。
13. ディストリビューション。[ 5. Distributions ]
  私の場合は X-Developer を選択しました。
14. ソース選択 - [ 6.Media ]
  先ほどCDを焼いておいたので、CD/DVDを選択。
15. インストール開始 - [ 7.commit ]
16. ユーザー作成やらタイムゾーンやらネットワークやらの設定。

結構短時間で終わります。

Xインストール


cd /usr/ports/x11/xorg;
make install clean;
もしくは

pkg_add ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-6-stable/All/xorg-6.9.0.tbz;

X設定


Xorg -configure;
cp /root/Xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf
xorgcfg -textmode;
内容は好みもありますので適当に。

KDE環境構築

/usr/portsのをmakeしてもいいんですが、ホントにアホみたいに時間かかるのでpackageを使うことをオススメします。


pkg_add ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-6-stable/All/kde-3.5.3.tbz;
pkg_add ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-6-stable/All/ja-kde-i18n-3.5.3.tbz;

日本語環境

SCIM-anthyマンセー


cd /usr/ports/japanese/scim-anthy/;
make install clean;
skimもいいね!

pkg_add ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-6-stable/All/skim-1.4.4.tbz

vi .xinitrc

        • -

XMODIFIERS=@im=SCIM ; export XMODIFIERS
GTK_IM_MODULE=scim ; export GTK_IM_MODULE
QT_IM_MODULE=scim ; export QT_IM_MODULE

        • -

xinitでX起動後に、

skim -d
skimやscimの設定はGUIで行えます。

サウンド設定


kldload sound;
kldload snd_driver;
cat /dev/sndstat;
ズラズラと表示されればOKです。
また、再起動後にも有効になるように下記編集を行います。

vi /boot/loader.conf

        • -

sound_load="YES"
snd_driver_load="YES"

        • -

flash

Konquerorで動くのはどうもflash4くらいまでっぽい。
なので、linux-firefox(またはlinux-opera)とlinux-flashpluginの組み合わせで動いたのでyouTube等はOK.
※linuxpluginwrapperでやればKonquerorでもいけるかも?
linuxバイナリ互換環境のインストールは以下のとおり。


cd /usr/ports/emulators/linux_base;
make install clean;
で、fstabに下記を追加。

vi /etc/fstab;

                                    • -

linprocfs /compat/linux/proc linprocfs rw 0 0

                                    • -

でリブート。
その後linux-firefoxなどを入れていく。

pkg_add ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-6-stable/All/linux-firefox-1.5.0.7.tbz
cd /usr/ports/www/linux-flashplugin7/;
make install clean;